盛土(熱海の土石流)問題で新たな動きがあり話題ですね。
発生原因をくわしく調べてまとめてみました。
- 盛土問題ってどんなことだっけ?
- 土石流はなぜ起きた?
- 新たな動きって?
そのあたり紹介していきます!
是非最後までご覧ください。
もくじ
盛土(熱海の土石流)問題についておさらい!
まずは、盛土(熱海の土石流)問題についておさらいしましょう!

2021年7月、静岡県熱海市で起きた大規模な土石流をめぐり、警察は崩落の起点にあった盛り土を造成した不動産会社と今の土地所有者が崩落を防ぐ措置を怠った疑いがあるなどとして、28日午後、関係先を捜索しました。
7月3日に熱海市の伊豆山地区で大規模な土石流が発生し、大量の土砂が住宅地に猛烈な勢いで押し寄せて、26人が亡くなり、今も1人が行方不明になっています。
警察は28日午後、崩落の起点にあった盛り土を造成した不動産会社が、崩落を防ぐ措置を怠った疑いがあるなどとして、神奈川県小田原市にある会社など、関係先を捜索しました。
また、盛り土を含む土地の今の所有者についても、関係先を捜索しました。
土石流をめぐっては被害者の団体の会長で、亡くなった瀬下陽子さんの長男の雄史さんが、ことし8月に警察に告訴状を提出していました。
■告訴状では、
▽盛り土を造成した不動産会社の代表は、水が集まりやすい谷の最上部に盛り土を造成したにもかかわらず崩落を防ぐ措置を怠ったとして業務上過失致死の疑いが、▽今の土地所有者は安全対策の工事の必要性を認識しながら放置し続けたとして、重過失致死の疑いがあると主張しています。
警察は不動産会社の代表や今の土地所有者に事情を聞いたり、押収した資料などを詳しく分析したりして、実態解明を進めることにしています。
■造成会社と現在の所有者は
盛り土を造成した不動産会社の代理人を務める弁護士はNHKの取材に対し、「警察からは家宅捜索を行っていると聞いた。必要な対応はしていきたい」と話しています。
また、盛り土が造成された土地の今の所有者の代理人を務める河合弘之弁護士は、今月県が「盛り土」をめぐるこれまでの対応を記した文書の記録を公表した際に「所有者は市や県の指導に従い、盛り土について土地を購入してから土石流災害が生じるまで一切の工事をしていません」などとコメントしています。
■熱海 斉藤市長「事実関係の解明を」
熱海市の斉藤栄市長は28日報道陣の取材に対し、「警察が強制捜査に入ったと聞きました。詳細は把握していないが、この捜査によって事実関係が解明されることを期待しています。警察からの協力の要請にはしっかりと応えていきたい」と述べました。
盛土または盛り土(もりど、もりつち、英語: Embankment)とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする造成工事。または、それが施された道路や鉄道の区間、工事によって盛られた土砂そのもののことも指す。
軟弱な地盤の上にただ土を盛り上げただけでは時とともに地盤沈下が発生しやすい。 そこでそれらを防ぐため転圧や地盤改良工事などの対策をあわせて行う必要がある。
つまり、それらをおこたったことで今回の問題に発展してしまったんですね。
盛土(熱海の土石流)問題をおさらい!なぜ土石流は起きた?
次に土石流がなぜ起きたかについて紹介します!
土石流(どせきりゅう)とは、土石が河川の水と混合して、河川・渓流などを流下する現象のこと[1]。渓流沿いで発生する土砂災害の代表的なものである。
今回の問題となっている盛土問題もこの土石流を人災的に発生させてしまった疑いが大きな問題点となっています!
令和3年7月伊豆山土砂災害(2021年7月)
静岡県熱海市の渓流の起点部にあった大量の盛土が大雨で崩壊し、土石流となって流下。渓流途中には砂防ダムがあったが、設計貯砂能力を大幅に上回ったため、ダムを乗り越え土石が住宅地まで達したことで20人以上が死亡した。施工業者は事前に県と協議した林地開発許可制度で許可された以上の盛土量、かつ排水設備や砂防施設(伐採・開発により低下した森林機能の代替として設置を求められる)についても許可内容と異なり未整備の状態であったと見られている。また、中程度の降雨が長期間続く降り方であり、熱海市長が発表する避難指示の発令の遅れも問題となった。
そんな盛り土問題の大きな動きが!
次で紹介します!
盛土(熱海の土石流)問題の新たな動きとは?
2021年12月に新たな動きがありました。
今までは、土石流について警察が迅速に行動し証拠を確保したことが話題となっていました。
警察が盛り土を造成した会社の関係先を捜索したことを受けて、被害者の団体の会長で、亡くなった瀬下陽子さんの長男の雄史さんは、「警察が捜査を始めるまではもう少し時間がかかると思っていたが、迅速に動いてくれたことは心強く思う。行政側からは盛り土に関するさまざまな関係資料が出てきているが、警察の捜査によって業者側の当時の対応が分かるような証拠が確保されることは大きな意味があると思う。今後の捜査のいきさつを見守りたい」と話していました。
また、被害者の団体の弁護団長を務める加藤博太郎弁護士は、「今回の土石流は単なる天災ではなく人災であり、警察の捜査によって真実の解明に近づくのではないかと考えている」と話していました。
今回の新たな動きとは、
7月に発生した土石流災害では26人が亡くなり、今も1人が行方不明となっている。遺族5人は11月、崩落の起点となった盛り土をした不動産管理会社の元代表と現在の土地所有者に対する殺人容疑で警察に告訴状を提出していて、6日、受理された。告訴状では、盛り土の安全対策をしなければ住民が死亡する可能性が高いことを認識し「未必の故意があった」と訴えている。
(夫を亡くした小川慶子さん)
「遺族はあの日から時間が止まったままです。」「殺人罪で認めてもらえれば、夫にも何か報告できるんじゃないかと思って、きょうからやっていこうと思っています」
静岡県警は、盛り土の土地管理をめぐりすでに業務上過失致死の疑いなどで捜査しているが、今後、殺人容疑でも捜査が進められる。
と報道がありました。
これには驚きました。
今後の進展がとてもきになりますね!
盛土(熱海の土石流)問題はなぜ起きた?発生の理由をわかりやすく解説! まとめ
以上、今回は「盛土(熱海の土石流)問題はなぜ起きた?発生の理由をわかりやすく解説!」についてまとめてみました。
新たな動きがあり、
「そもそも盛り土って何?」
「土石流ってどうしたら起きるの?」
「盛り土問題って今どんな状況?」
と疑問に思ってても誰かに聞くわけにもいかないし…
という方のお役に立つことができれば幸いです!
いかがでしたか?
最後まで読んで頂いてありがとうございました。