トカラ列島近海の地震が多発していますね。
くわしく調べてまとめてみました。
- 原因はなに?
- 過去もあった?
- やっぱり回数は多いの?
そのあたり紹介していきます!
是非最後までご覧ください。
もくじ
トカラ列島近海ってそもそもどこ!?
まずは、トカラ列島の場所についておさらいしましょう!

トカラ列島は、屋久島と奄美大島の間、北緯28度50分~30度、東経129度~130度に位置し、七つの有人島(口之島、中之島、諏訪之瀬島、平島、悪石島、宝島、小宝島)といくつかの無人島からなる湿潤亜熱帯埴生に属する島々です。
トカラ列島の島々はすべて霧島火山帯に属する火山島です。
トカラ列島の島々は、行政上は鹿児島県十島村(としまむら)に属しています。
九州と沖縄の間にある。
ということですね!
火山島って聞くとなんだか怖くなっちゃいますよね。
次はそんな島々でなぜ地震が頻発しているのか解説します!
トカラ列島近海で地震が頻発しているのはなぜ?
次に頻発している地震の理由について解説します!
この状況を鹿児島大学の井村隆介准教授は「4月もおおよそ同じような場所だった。トカラギャップと呼ばれる、悪石島と小宝島の間に大きな断層が通っていて、その辺りを震源とする地震ではないかと考えられる」と分析した。
今回もプレート同士のひずみではなく直下型の地震で、頻繁に地震が発生する詳しいメカニズムはわかっていないという。
井村准教授は「群発地震が過去にも起こってきたし、これからも今回に限らず起こっていくだろうというエリア。
津波が起こるようなマグニチュードではないが、強く揺れると海底地すべりが起こって津波が発生する可能性はあるので、海岸沿いにいる人は強い揺れを感じたら注意してほしい」と話した。
気象庁は「今後も地震が繰り返し起こる恐れがある」として注意を呼び掛けている。
なんと現在の科学でもメカニズムが解明されていないそう。
ただ、トカラギャップっていう言葉が出てきましたね。
ちなみに、防災準備はできていますか?
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トカラ列島の東では、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に潜り込み、西では沖縄トラフ(海底盆地)が東西に拡大している。巽名誉教授によると、この二つの力の相互作用でトカラギャップと呼ばれる水深1キロを超える海峡を形成。相互作用でトカラギャップに沈降を起こす断層ができ、同時に横ずれ断層型の群発地震が発生するとみる。
ということのようです。
次は過去の地震の発生や回数などを紹介していきます!
トカラ列島近海の過去の地震をまとめ!
まずはじめに、「トカラの法則」ってご存じですか?
トカラ列島あたりで地震が発生すると全国のどこかで大きな地震が起きているという一種の噂です。
そこから紹介しますね!
トカラの法則について紹介します!

「トカラの法則」とは、科学的根拠のないインターネット上の噂とのこと。
これについては、信ぴょう性も低いので一喜一憂する必要は今のところなさそうですね。
上の画像にあるように過去にも地震が発生しており、そのときも複数回の地震が発生していることがわかります。
まとめますと、
- 2000年9月28日~10月6日→37回
- 2003年8月19日~8月29日→9回
- 2011年1月13日~3月7日→27回
- 2016年4月1日~4月8日→9回
- 2018年6月15日~6月16日→4回
大きな地震が発生したタイミングだけでこんなにあります。
その他にもトカラ列島単体で発生した地震をまとめると、
2005年 *15回
2006年 *14回
2007年 **4回
2008年 *11回
2009年 *11回
2010年 *29回
2011年 *60回 ← 東日本大震災
2012年 *33回
2013年 *25回
2014年 **8回
2015年 *17回
2016年 137回 ← 熊本地震
2017年 *43回
2018年 *43回
2019年 *18回
2020年 *50回
2021年 300回以上発生中
気象庁の発表によりますと、12月10日現在で12月発生の地震は235回を超えています。
また、4月にも地震が多発しており、合わせると300回をゆうに超えています。
これは過去の地震歴からしても大変な数であることがわかります。
何も起きないと思うことが難しい状況になっていますよね…
トカラ列島近海の地震多発の原因はなぜ?過去の発生場所や回数も紹介! まとめ
以上、今回は「トカラ列島近海の地震多発の原因はなぜ?過去の発生場所や回数も紹介!」についてまとめてみました。
こちらの記事は噴火の可能性や簡単なメカニズムを紹介しています
防災グッズの確認をしましょう!
例えば、仕事中に災害が起きたらどうしますか?
会社にも防災グッズが必要ではないでしょうか。
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さて、話を戻しますね。
まず、お伝えしたいのは「日本のどこに住んでいても地震は起こりうる」ということですね。
備えることは当然必要ですが、あまりにも恐れすぎず日々の生活を満喫していきましょう!
物的な備え、精神的な備え(シュミレーションや避難訓練)などを怠らなければ十分ではないでしょうか。
ただ、トカラ列島のように、ああも頻繁に地震が発生するとどうしても気になりますよね。
何も起きないことを心から願っています。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。